友達との遊びや、会社の飲み会、異性との食事やデートなど…あまり気乗りしないのに相手との関係が崩れたり傷つけたりしないか心配でうまく断れないということはありませんか?行きたくないのに無理して行くのも、誘いを断るのも物凄く疲れてしまいますよね。そこで今回は状況ごとに、断るときに使える理由を集めてみました!
職場や学校、友達同士など、この社会の中で生きている限り、人との関わりは必要不可欠ですよね。それゆえにどんな人でも、大なり小なり人間関係の悩みを抱えているのではないでしょうか。国内の発行部数が300万部を超える「嫌われる勇気」でも「すべての悩みは対人関係の悩みである」というアドラーの教えが出てきます。ということは、人間関係に悩むことが少なくなれば、今より気楽に明るく生きていけるのではないでしょうか。ここではそんな人と関わっていくうえで避けることはできない人間関係の悩みの解決策を具体的に考え、より生きやすくなる手助けができれば嬉しいです!
誘いを断る具体的な理由50個
当日に誘われた時
仕事の後の飲み会や急な遊びの誘いを断りたいときの理由の具体的な例を集めました。
- 今日は祖母から頼まれた荷物を届けに行かないといけない
- 洗濯物を干したまま出てきてしまって急いで帰って取り込まないといけない
- 最近風邪気味で今日はゆっくり休みたい
- 今日放映するアニメを楽しみにしていて、その時間に家にいたい
- 飼っているペットの具合が悪いため、急いで帰らないといけない
- 家の修理(水道・電気・トイレなど)が必要で業者が来る
- 引っ越しの準備で忙しい
- 副業の仕事が残っている
- オンラインの会議がある
- 読みたい本がたくさんあり、時間が必要
- 明日必要なものの買い出しにいかなければいけない
- アレルギーが出る食材が含まれる場所での飲食はさけたい
- 家族の健康問題で付き添う必要がある
- 友人がトラブルに巻き込まれたのでそちらに行かないといけない
- 最近あったことで落ち込んでいて、心の整理が必要
- 仕事が忙しくて残業がはいった
日にちを指定して誘われた場合
○○日は空いてる?など具体的な日にちを指定して誘われたときの断り方の具体的な例を集めました。
- 家族の誕生日だからみんなでお祝いをする
- 友達の誕生日パーティーに参加する
- 健康診断がある
- 旅行に行く予定が入っている
- 先に誘われた約束がある
- 家族・友達が引っ越しする日なのでその手伝いをする
- 子どもの学校行事に参加しないといけない
- 重要な会議が予定されている
- 介護は必要な家族がいる
- 引っ越しの日が近いため作業をしないといけない
- 友達・家族が遠方から訪ねてくる
- 車の修理や点検を予約している
- 免許証の更新に行かないといけない
- なかなか予約が取れない美容院を予約している
- ペットを病院に連れて行かないといけない
- 資格試験の勉強をしないといけない
- セミナーに参加する予定がある
- ライブ・コンサートのチケットをとっている
- 趣味のワークショップに参加する
- お世話になってる人の法事がある
- 自宅でのオンラインミーティングがある
空いている日を聞かれた場合(しばらくは遊べないと断るとき)
来週空いてる日をおしえて!など「その日は予定がある」と断ることが出来ない時の断り方の具体的な例を集めました。
- しばらく仕事が忙しくて休みの予定を立てることができない
- 状況次第で臨機応変に動かなければいけない仕事なので、直前にならないと休みがわからない
- 家族の体調がすぐれないので安心できるまで看病に徹したい
- 引っ越しの準備や片付けがある
- 介護が必要な家族がいる
- ペットの世話が必要
- 予算の都合で外出を控えている
- 仕事の出張が決まった
- 友人の引っ越しを手伝う
- もうすぐ資格・試験があるから毎日勉強しないといけない
- 長期的なプロジェクトに取り組んでいる
- 恋人がいるので異性とは出かけることができない
- お金をたくさん使うイベントがあったのでしばらく外出できない
- 落ち込む出来事があって外に出る元気がないため、元気になるまで待ってほしい
誘いを断るときに心掛けること
- 相手を傷つけないため、時には嘘も必要
- 無理に細かく理由を話す必要はない
- 相手が誘ってくれたことに感謝の気持ちを伝える
- 正直な気持ちを伝えることも大切
時には嘘も必要?
ここまでたくさんの具体的な例を紹介してきました。しかし、誘いを断るために嘘をつくのは気が引ける…という人も多いのではないでしょうか。たしかに正直に話すことができるならそれが一番誠実でいいかもしれません。
嘘の理由で約束を断ることで「相手を傷つけない」「場の空気を壊さない」「相手との関係が悪くならない」など、メリットもあります。ところが相手を思って嘘をついたつもりでも、その嘘が意図しない結果を招くこともあります。そのため、紹介した具体例を参考に自分の環境に合わせてアレンジするなど、慎重に考えてから相手に伝えるようにしましょう。
無理に細かく話す必要はない
相手を拒絶しているわけではなく、本当に都合が合わないだけということを伝えたいがために、無理に細かく説明をしようとしていませんか?しかし、断る理由をあまり長々としてしまうと、断るために言い訳を言っているのではと疑われたり、「誘ったことでものすごく気を使わせてしまった」と相手を不必要に心配させてしまう場合もあります。また、事実ではない理由で誘いを断るときは細かく話そうとするあまり、嘘に嘘が重ねることになってしまったり、辻褄が合わなくなり嘘がばれてしまうなんてことも。そうすると相手の信用を失うことになり、関係がぎくしゃくしてしまいます。
そもそも、約束とは違い、誘いはしっかりとした理由がないと断ってはいけないというものではありません。
お互いに無理せず、「ごめん、今回はいけないんだ」と伝えあえる方がいい関係を築けるではないでしょうか。
誘ってくれたことに感謝の気持ちを伝える
誘いを断ったら相手に嫌われたり、今後誘いづらいと思われてしまわないか。相手を傷つけてしまったり怒らせてしまったりしないかと、不安になってしまう人も多いはず。そんな時は、相手の誘いを断る前に「誘ってくれてありがとう」「誘ってくれてうれしかった」などと一言伝えることがポイント。その一言だけで、相手を大切に思っていることが伝わるので「一緒に遊びたくないわけではなくて、今回は都合が悪かったんだな」と安心してもらうことが出来ます。
正直に話すことも大切
具体例を参考に誘いを断るのも良いですが、時には自分の気持ちを正直に話すことも大切。「気が乗らないから」と伝えてしまうとストレートすぎるので「今はちょっと気分が乗らなくていけないかもしれない。でも誘ってくれてうれしい」や「他にやりたいことがあって、今回はごめんね。でもまた誘ってほしい!」など自分の気持ちも尊重しながら相手に伝えることが出来るようになると、誘いを断るときの気持ちもすこし楽になるのではないでしょうか。
相手に嫌われちゃったり信用を失うのでは?と感じるかもしれませんが、実は正直なコミュニケーションは「自己開示」をすることにも繋がり、より信頼感や安心感が生まれお互い心を開きやすくなります。
自分の気持ちを正直に話すことはとても勇気がいりますが、相手に嫌われるどころか、もっと親密な関係になるチャンスかもしれません♪
最後に
今回は誘いを断るときに参考にしてほしい具体例・例文を紹介しました。誘いを断るのは緊張してしまいますが、あまり考えすぎなくても大丈夫!
- 断る前に「誘ってくれてありがとう」「誘ってくれてうれしかった」とひとこと感謝の気持ちを伝える
- 「今はちょっと気分が乗らなくていけないかもしれない。でも誘ってくれてうれしい」や「他にやりたいことがあって、今回はごめんね。でもまた誘ってほしい!」など、時には自分の気持ちを正直に伝える
この2つを心掛ければ、相手を傷つけたり関係を壊すことなく、いい関係を築くことができますよ♪