エナジーバンパイアとは？当てはまると危険なチェックリストあり

一緒にいると無意識のうちにエネルギーを吸い取ってしまう人のことをエナジーバンパイア(エネルギーヴァンパイア)といいます。今回は特別な質問をしなくても、普段の会話で相手がエナジーバンパイアかどうか見抜くことができるチェックリストを紹介します。このリストに当てはまる項目が多いほど、エナジーバンパイアの要素が高くなります。健全な人間関係を築くためにぜひ活用してみてください！

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職場や学校、友達同士など、この社会の中で生きている限り、人との関わりは必要不可欠ですよね。それゆえにどんな人でも、大なり小なり人間関係の悩みを抱えているのではないでしょうか。国内の発行部数が300万部を超える「嫌われる勇気」でも「すべての悩みは対人関係の悩みである」というアドラーの教えが出てきます。ここではそんな人間関係の悩みについて具体的に考え、より生きやすくなる手助けができれば嬉しいです！

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エナジーバンパイアとは？

エナジーバンパイア(エネルギーヴァンパイア)とは、他人の感情的・精神的なエネルギーを無意識に吸い取ってしまう人を指します。本人は必ずしも悪意があるわけではなく、むしろ無意識にそのような行動をとってしまう傾向があります。過度に他人の同情や助けを求めることが多いため、常に悩みを話したり、批判的な態度やネガティブな話題を持ち出すことが多くなります。それが他人にとっての負担になり、結果的に周りの人を疲れさせてしまいます。

8個以上当てはまると危険⁈「エナジーバンパイアテスト」

全14問のエナジーバンパイア(エネルギーヴァンパイア)のチェックリストです。このリストに当てはまる項目が多いほど、その人が周囲のエネルギーを無意識に吸い取っている可能性が高くなります。8個以上当てはまった場合は特に注意が必要です。相手とのかかわり方を見直し、適切な距離を保ったり、境界線を引いたりすることを検討した方が良いでしょう。

常にネガティブな話題が多い
いつも不満や愚痴を話していて、会話がネガティブな内容に偏りがち
アドバイスをしても「でも…」「だって…」と否定する
アドバイス・提案に対して、いつも否定的な反応をする
「どうして自分ばかり…」と被害者意識が強い
「かわいそう」「助けなきゃ」と思わせるため、他者や状況を責める言い方をする
相手の話よりも自分の話ばかりする
会話の中心が自分の話であり、相手の話に関心を示さない
「誰も私の気持ちを分かってくれない…」と同情や共感を過剰に求める
自分の不安や悩みについて、相手に共感や同情を求めすぎる
「何をやってもダメだ…」と自己否定が激しい
他人に「そんなことないよ」といわれるのを期待している
「私が悪いよね…」と相手に確認を求める
一見反省しているようだが、実は「そんなことないよ」といわせるために言っている
「最近疲れてばかりで…」と頻繁に訴える
常に疲れている、体調が悪いといった言葉で体調不良や疲労を訴え、心配を誘うような行動が多い
関わった後に疲れを感じる
その人と会話したあと、気分が重くなったり疲労感を感じたりする
ポジティブな話題を避ける
楽しい話題や前向きな話をすると、すぐにネガティブな方向に持っていく傾向がある
解決策よりも共感を求める
問題を解決することより、「大変だね」「つらいね」と共感されることを重視する
何度も同じ悩みを話す
以前に話した悩みを繰り返し持ち出し、改善や解決を試みていないように感じる
他人の成功や幸せを喜ばない
他人のポジティブな出来事に対して、冷たい反応をしたり、話題を変えたりする
周囲にいると気疲れすることが多い
その人と過ごす時間が長くなるほど、心身共に消耗を感じることが多い

関わるときは境界線を設定しよう

「エナジーバンパイアテスト」で8個以上当てはまった…。という場合でも、だからといって一切その人と関わらないのは難しいですよね。学校や職場などでどうしても関わらなければいけない場合、健全な関係を保つために心掛けるべきことはなんでしょうか？

時間・話題をコントロールする

自分の感情やエネルギーを大切にするため、自分の中で時間や話題に明確な境界線を設定してみましょう。例えば、意識的に話を聞く時間を短くしてみたり、連絡を返す頻度を決めてみましょう。また、ネガティブな話題になったときはポジティブな話題に切り替えたりすることがおすすめです。

共感しすぎないように意識する

エナジーバンパイアは過度な共感や同情を求めている場合が多いです。そのため、共感しすぎないように意識すると、エネルギーを守りながら、適切な距離を保つことができます。例えば、相談をされた際にアドバイスや解決策を提示するのではなく「そうなんだね」と簡単な相槌を打つ程度にとどめてみましょう。エナジーバンパイアはアドバイスを求めているように見えても、実際には解決を望んでいないことが多いです。アドバイスをしても「でも…」「だって…」と否定されエネルギーを消耗することになります。