心が疲れてしまったときや悩んでいる時は暖かいストーリーや大切なものに気づかされる優しい言葉を読むのがおすすめ。読書が趣味な私が、おすすめの心の支えになる本を紹介します。あえてジャンルは決めず、様々な種類の本を紹介しているので普段から読書をする人も、あまり本を読まない人でも自分にぴったりの本を見つけてみてください♪
miho
職場や学校、友達同士など、この社会の中で生きている限り、人との関わりは必要不可欠ですよね。それゆえにどんな人でも、大なり小なり人間関係の悩みを抱えているのではないでしょうか。国内の発行部数が300万部を超える「嫌われる勇気」でも「すべての悩みは対人関係の悩みである」というアドラーの教えが出てきます。ここではそんな人間関係の悩みについて具体的に考え、より生きやすくなる手助けができれば嬉しいです!
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心に残る本を7冊紹介
君の膵臓をたべたい(著:住野よる)
2017年に実写映画化、2018年にアニメ映画化されているので知っている人も多いのではないでしょうか。友情や切なさが詰まっている作品です。
ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。
それは、クラスメイトである山内桜良が密かに綴っていた日記帳だった。
そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて――。
読後、きっとこのタイトルに涙する。デビュー作にして2016年本屋大賞・堂々の第2位、
75万部突破のベストセラー待望の文庫化!
読んだ人の口コミ
この作品は闘病×恋愛の作品です!色々な作品を読んできましたがこの作品はその中でもとてもオススメです
女の子の病気を知りながら一緒に過ごし、恋愛感情が生まれ、最後には誰も予想しない展開があります
ぜひ呼んで欲しいです
最後に 「君の膵臓をたべたい」の意味がわかった時は泣きました
ありきたりなパターンを踏まなかったことは評価して良いと思います。
期待を大きく外したエンディングは豆鉄砲を食らった鳩状態でした。
あるのかそんな終わり方がと言いたくなって来ます。
そのような意味で面白かったです。
引用:Amazon
ちいさなあなたへ(著:アリスン・マギー)
こちらは絵本なのですが、大人が読んでも大切なことに気づかされるお話です。子どもの視点から見た、世界の優しい部分を知ることができる一冊です。
「あのひ、わたしは あなたの ちいさな ゆびを かぞえ、 その いっぽん いっぽんに キスを した」ではじまるこの絵本には、母であることのすべてがつまっています。
親でいることの喜び、不安、苦しみ、つらさ、寂しさ、子どもへの思い――普遍の真実が、あたたかな絵とシンプルな言葉で語りつくされ、読む人たちの涙をさそいます。
だれもが一生の宝物にしたくなるような絵本です。
読んだ人の口コミ
娘にプレゼントしました。
泣きながら読んでいました。
一冊は自分用二冊目は娘にと二冊購入しました。何時も伝えられない気持ちを本を通して伝えられるって素敵ですよね
出産を控えた息子夫婦にプレゼントしました。
2人とも号泣したらしく、私が読んでも感動しました!
引用:Amazon
星の王子さま(著:サン・テグジュペリ)
「星の王子さま」という名前は聞いたことがあっても、実際に読んだことはないという人も多いのではないでしょうか。現代社会に生きていると忘れてしまいがちな「たいせつなこと」を気づかせてくれるような本です。ページ数も少なめで短時間で読めるのに、読んだ後はなにをしていてもずっと星の王子さまが見てくれているような気持ちになります。忙しい人にこそ、1度は読んでいただきたい本です。
砂漠に飛行機で不時着した「僕」が出会った男の子。それは、小さな小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐってから七番目の星・地球にたどり着いた王子さまだった。
一度読んだら必ず宝物にしたくなる、この宝石のような物語は、刊行後六十年以上たった今も、世界中でみんなの心をつかんで離さない。
読んだ人の口コミ
子供の頃より今の方が響くものが多かった気がします。
いつ読んでも、大切なことをたくさん気づかせてくれる名作です。
一家に一冊あっても良いと思うくらいです。
敵国にいる友にメッセージとして書いたとは思えない物語
どの部分がサンデクジュペリとその友にしかわからない部分なのか
いつか学者が突き止めるんだろうな
引用:Amazon
自分で心を手当てする方法(著:ガイ・ウィンチ)
心が傷ついたとき、あなたはどうやって回復しようとしますか?体をけがしたときの手当ての方法はみんな知っているけれど、自分の心を手当てする方法を知っている人は少なく、傷ついた気持ちをためてしまうことも多いのではないでしょうか。この本はセラピストの人が書いている本なので、実際に試してみることのできる心を手当てする方法が具体的に載っています。私も心が病んでしまい誰とも話せなくなった時期にこの本を読み助けられた経験があり、それをきっかけに心理学の勉強をするようになりました。
自信がない人でも、自己肯定感は
訓練次第でうまくいく!
TEDで414万回視聴!(2016年12月現在)
世界を癒した話題書が待望の翻訳!!
ベストセラー『女子の人間関係』の著者
精神科医の水島広子氏が絶賛!
「誰もが知っておいて損をしない1冊!
エビデンスに裏打ちされているうえ実用的で、
いつも手元においておきたい『心の救急箱』のような本です」
読んだ人の口コミ
自分の心の状態に合った章から読んでます。具体的な対処方法が、明確なエビデンスに則り展開されていて、わかりやすいです。
セラピーとは無縁だと思っていました。
そして、読むまで半信半疑でしまが、
日本という国はまだまだセラピーを受けやすい環境でもなく、抵抗が多い方が殆どかと思います。
けれど、セラピーに行くのが難しくてもこの一冊で自分で心を癒されるかも知れません。
人間関係、仕事、家族、子育てなど疲れてる時寝る前にちょっとづつ読んでみるとなんだか心がキレイになっていくかと思います。
例題がありとても読みやすいですので、心が疲れてる方にオススメです。
引用:Amazon
世界から猫が消えたなら(著:川村元気)
実写映画化もされたので知っている人は多いのではないでしょうか。とても読みやすくさらっと読めてしまうのにその後しばらく生きていくこと・大切にするべき人・ものについて考えてしまうような本です。私も大好きな本で、小学生のときにこの本に出会って以来、5,6回ほど読み返しています。普段読書をしない人でも読みやすいのでおすすめです。
郵便配達員として働く三十歳の僕。ちょっと映画オタク。猫とふたり暮らし。そんな僕がある日突然、脳腫瘍で余命わずかであることを宣告される。絶望的な気分で家に帰ってくると、自分とまったく同じ姿をした男が待っていた。その男は自分が悪魔だと言い、奇妙な取引を持ちかけてくる。
「この世界からひとつ何かを消す。その代わりにあなたは一日だけ命を得ることができる」
僕は生きるために、消すことを決めた。電話、映画、時計……そして、猫。
僕の命と引き換えに、世界からモノが消えていく。僕と猫と陽気な悪魔の七日間が始まった。
読んだ人の口コミ
キャッチーでとても読みやすい文章で、かつメッセージ性もあります。
そのため普段本をあまり読まないような若い人にこそ読んで欲しい一冊です。
逆に普段からたくさん本を読んでいるような方には物足りなさや違和感を感じるところがあると思います。
その辺が評価が分かれている部分なのでしょう。
個人的には、疎遠だった父を亡くす前の自分に読んでもらいたいと思いました。
引用:Amazon
病気の死とかをテーマにした物語は正直苦手なワタシ。即買ったくせに、実はおっかなびっくりで読み始めました。
だけど病気の話はそこそこに、予想の斜め上を行く陽気さの悪魔が登場。なんだか肩の力が抜けて一気に読み進められました。
死の話というより、人間も含めてすべてのものの存在意義を考えるという感じの内容。深く考え始めるとかなり難しく、“哲学書”と評する人もいることに納得。そんな簡単に答えが出ないような内容なんだけど、不思議とサラサラ読めるんです。人間のあったかさも十二分に伝わってきて、ものすごく大きな意味で「生きること」について考えさせられます。
ああ、やっぱりうまく説明できません(^^;気になった方はぜひ読んでみてください!
引用:楽天ブックス
成りあがり(著:矢沢永吉)
知らない人はいない大スター「矢沢永吉」の本。どうしても周りの目を気にしてしまう、自分はこのままでいいのかと落ち込んでしまう人はぜひ読んでみてください。心のそこから奮い立たせてくれ、今すぐなにかに挑戦したくなる本です。永ちゃん特有の話口調もくせになります。
だれもが、BIGになれる“道”を持っているはずだ–。
おれは音楽をやる、スターになる! 広島から夜汽車に乗って上京した少年。くやしさも、みじめさも、すべて吐き出し、泣いている、笑っている、叫んでいる。この一冊は矢沢永吉の歌!
読んだ人の口コミ
出版当時からこの本の存在は知っていたが、半世紀近く経ってようやく電子版で読んだ。目次からして吸い込まれるように、一語一語噛み締めるように読んだ。地方の貧しい少年がロックのカリスマに成り上がるまでの、誰も想像では描けないリアルなストーリーだった。生い立ち、極貧の幼少時代、横浜でのアマチュア時代、キャロルからソロへと、エピソードの興味深さもさることながら、その背景にある矢沢のマネジメント思考、倫理観、方法論等、後年の大成功を裏付ける資質も見え隠れする。矢沢がまだ28歳までの、今でいうなら人生の序章ではあるが、既に彼の発する言葉は強烈にして明快、情感に溢れるも論理的。単にセンセーショナルな自伝ではなく、一人の人間として目標に向かって格闘する、傲慢でありつつも真摯な生き方は、時代が変わっても矢沢永吉は唯一無二の存在であることの証である。私も含め、人生に迷っているすべての方に、自省的に読まれることを願っている
13歳で初版を読んだ時と還暦を迎え今読んだ時に、同じ本に対してこうも違和感だらけになるとは予想しなかった。ただ、多感な時期に経験できた事は決して無駄なことではなくウェルカムだったと、よい意味で最高の反面教師ヨロシク、昭和サンキューだったと感じました
引用:Amazon
ライ麦畑でつかまえて(著:J.D.サリンジャー)
I thought what I’d do was, I’d pretend I was one of those deaf-mutes
J.D.サリンジャー「ライ麦畑でつかまえて」、白水社、308ページ
僕は耳と目を閉じ口をつぐんだ人間になろうと考えた
攻殻機動隊が好きな人ならこの言葉に見覚えがあるのではないでしょうか。とても重要なシーンで登場するこの言葉はこの「ライ麦畑でつかまえて」から引用されています。理不尽なことがこの多い社会。そんな中で生きている私たちなら共感してしまう部分も多いと思います。社会や大人たちに不満や違和感を感じ、それに反発しもがいているモラトリアムの16歳の少年をみていると愛おしくなっていきます。すこし読みにくいという声も多いですが、読む前と後とでは、物事の捉え方が変わってしまうような本です。
インチキ野郎は大嫌い! おとなの儀礼的な処世術やまやかしに反発し、虚栄と悪の華に飾られた巨大な人工都市ニューヨークの街を、たったひとりでさまよいつづける16歳の少年の目に映じたものは何か? 病める高度文明社会への辛辣な批判を秘めて若い世代の共感を呼ぶ永遠のベストセラー。
読んだ人の口コミ
今の十代にも読んでもらいたい
現代の生きにくさを感じている若い世代の人たちに是非とも読んでもらいたい、必ず世界観が変わって生きてゆく勇気が湧いてくると思います。
ずっと純粋な子供のままがいい
子供から大人の変わり目にいる高校生の主人公が、大人になることを拒み、純粋な子供を愛し、大人達に対して皮肉や文句をひたすら言い続けながらも、どこか的を得た様な事を言い続ける小説です。多くの人がこの物語の主人公の様に思春期に同じ様な事を思った経験があるのではないでしょうか。物語の流れに大きな変動が特にないため読み進めるのに少し退屈しましたが、文体はある程度読みやすいと思うので高校生くらいの年齢であれば読める作品だと思います。
引用:Amazon
まとめ
今回心が疲れてしまったときや生き方に悩んでしまったときに読んでほしい本を7冊紹介しました。私自身が実際に読んでおすすめしたいと思ったものを集めたので、参考にしていただけると嬉しいです。
miho
今回も人と関わっていくうえで避けることはできない人間関係の悩みを減らすための手助けになる情報をまとめました。他の記事もありますので、あなたが今よりより生きやすくなる手助けになれば嬉しいです!X(Twitter)でお悩みの募集もしています。