学生のころは友達がたくさんいたはずなのに、気が付いたら段々と疎遠になり、なんでもような話せる友達がいない…と感じることはありませんか?実は、大人になるにつれて友達がいなくなり孤独感を感じるという人はとても多いのです。なぜ大人になると友達がいないと感じることがあるのでしょうか。今回は友達がいないと感じてしまう理由と新しい友達の作り方、実は友達が少ないことにもメリットがあることをまとめました。

職場や学校、友達同士など、この社会の中で生きている限り、人との関わりは必要不可欠ですよね。それゆえにどんな人でも、大なり小なり人間関係の悩みを抱えているのではないでしょうか。国内の発行部数が300万部を超える「嫌われる勇気」でも「すべての悩みは対人関係の悩みである」というアドラーの教えが出てきます。ということは、人間関係に悩むことが少なくなれば、今より気楽に明るく生きていけるのではないでしょうか。ここではそんな人と関わっていくうえで避けることはできない人間関係の悩みの解決策を具体的に考え、より生きやすくなる手助けができれば嬉しいです!

何故友達がいないと感じてしまうのか

周りの環境も変わり疎遠になりやすい

仲が良かったはずの友達ともいつのまにか疎遠になってしまうのはなぜでしょうか。その理由の一つに環境の変化があります。大人になると仕事が忙しくなってしまったり、結婚して家庭をもったりなど生活が忙しくなり、友達と遊ぶ時間やエネルギーがなくなってしまいます。さらに、どちらかに子どもが生まれたり転職や引っ越しをしたりなど環境が変わることで価値観の変化が起き、話が合わなくなったと感じてしまうことも。その様な状態で友達とあうよりは1人でゆっくり休みたいと感じるようになり、自然と疎遠になることもあります。

新しく友達をつくる機会が少ない

子どもの時の友達はどこで仲良くなりましたか?多くの場合は学校や習い事・サークルなどではないでしょうか。この様な場所は約束をしなくても定期的に合うことになるため、自主的に行動しなくても友達を作りやすいです。しかし、大人になってしまうと定期的に通う場所は職場になることが多くなります。職場では学校のように個人的な会話をする機会が少ないうえ、習い事やサークルのように同じ趣味の人たちが集まる環境でもありません。そのため、新しく友達を作るには自分から行動して友達を作りやすい場所に集まる必要があるためハードルが高くなってしまいます。

友達と会うことに意味が必要になる

子どものころは特に理由がなくても一緒に遊んで感情を共有したり楽しい時間を過ごすことができます。しかし、先ほど述べたように、仕事や家庭で忙しい生活を送っている大人にとって休みは貴重です。そんな休みの日を大切にしたいという思いから、ついつい貴重な休みを友達と過ごすことに理由を必要としてしまうことがあります。そうすると子供の時のようにとりあえず集まってお話ししようというような軽いノリで遊ぶことが少なくなってしまうため、遊ぶ頻度が減り、疎遠になりやすくなります。

大人になってから友達をつくるには?

得意なことや趣味、興味のある活動に参加してみる

同じ趣味があると親近感が沸くうえに共通の話題が見つけやすいので友達になりやすくなります。また、定期的に会ってみんなで同じ目的に進むことで、信頼感が生まれ深い関係を築くことに繫がります。

オンラインのコミュニティやSNSを活用してみる

友達を作りたくても時間もエネルギーもない…という人は出かけずにパソコンやスマートフォンで参加できるコミュニティに参加してみては?周りには同じ趣味や似た環境で生活している人がいないと感じている人でも、たくさんの人が使っているオンラインの世界では見つけることができるのではないでしょうか。最近はオンライン上での出会いをきっかけにリアルでも遊びに行くような友人関係を築けたというような声も多く聞きくのでおすすめですよ♪

既存の人間関係を再構築してみる

あまり会わなくなっていた友達や知り合いともう一度関係を再構築してみるのも1つの方法です。同窓会に参加してみたりSNSを使って久しぶりに連絡してみましょう。過去に仲の良かった人だと、昔の思い出話や共通の知り合いの話など、話題に困らないため、連絡さえしてしまえば友達になるハードルは低いといえるのではないでしょうか。

友達が少ないことのメリットを5つご紹介!

友達とは

子どもの時はスポンジのようになんでも吸収でき、柔軟です。しかし、大人になるにつれて吸収してきたものをそれぞれの形で形成し、個人の価値観や性格などが固定されていきます。これにより、昔のように誰とでも仲良くするのではなく、自分と価値観や性格が近かったり合う人がはっきりするため、自然と友達の数が減ってしまうことはよくあるようです。では、友達が減ってしまうのは悪いことなのでしょうか?実は友達が少なくなることのメリットもあります。

1,深い関係を築くことができる

友達の数は多い方がにぎやかで楽しい人生を送れると考えがちですが、必ずしもそうはありません。友達の数が少ないと、ひとりひとりにかけることのできる時間が増えるため、友達との関係をより深くすることができます。深く信頼しあい、強い絆が持てるため、お互いのサポートも手厚くなります。量より質を大事にしたいという人とって友達が少ないことはメリットなのです。

2,こころの安定を保つことができる

多くの人間関係を持つことは楽しい反面、感情的なストレスや人間関係のトラブルが増えてしまう可能性も。そのため、友達が少ないほうがその分感情的は負担が少なくなり、自分の心の平穏を保ちやすくなるといえるでしょう。

3,自己認識を深めることができる

他人との関係に依存せず、自分自身と向き合う時間が増えることで、自分の価値観や目標に対する理解が深まり、自己成長に繫がります。自分の時間を大切にすることで、より自立した人生を送ることが出来ます。

4,環境の変化に柔軟に対応することができる

友達が少ないと、その分人間関係のしがらみに縛られることが少なくなります。そのため、転職や引っ越しなど新しい生活を送る際に柔軟に対応することが出来るようになります。

5,時間やエネルギー、お金の節約になる

大人になると仕事や家庭など生活に多くの時間とエネルギーが必要になります。友達が少ないと自分の時間が増え、その分自分の趣味や自己成長に費やすことが出来ます。また、友達の数が多いと外食や遊び、誕生日やお祝い事のプレセントなど、出費がかさんでしまうことも。その様な出費を抑えることで、必要だと思うことにお金を使う余裕ができます。

まとめ

大人になって友達が減ってしまったという悩みはなぜ起きるのか、友達を増やすにはどのようにすればよいのかをまとめ、友達が少ないことのメリットを紹介しました。周りと比べて友達が少ないと感じてもそれは決して悪いことではありません。あなたが今まで確立してきた自分の価値観やライフスタイルを尊重し、無理をすることなく人間関係を築いていくことが大切です。

  • 大人に友達が少なくなった、いなくなったという悩みは多くの人が感じているもの
  • 友達が少ないことで、一人ひとりと深い信頼関係を築くことができ、自己成長する時間も作れる
  • 友達を作りたいと感じたら自分の趣味や興味に合った活動に参加するのがおすすめ。オンラインのコミュニティやSNSを活用することで、気楽に友達をつくる人も多い

以上のことを意識して、自分のペースで人と関わっていきましょう。

今回も人と関わっていくうえで避けることはできない人間関係の悩みの解決策を具体的に考えていきました。他の記事もありますので、あなたが今よりより生きやすくなる手助けになれば嬉しいです!

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